こんにちは。スタッフの山添です。
本日は、展示会出張の話。
先日、Dear Joze.の代表に引率してYohji Yamamoto 2016-17AW 展示会に同行させて頂きました。
展示会場は、青山本店にて行われておりショップ自体は、その日も通常通り直営店として営業してました。
オフィスフロアとなっている上層階に上がるのは、とても緊張しました。
ショップからオフィスフロアへエレベーターで上がると、各直営店のバイヤーさんがいらしてました。
緊張感漂う雰囲気で、その光景と空気に数分、圧倒されました。
展示会場についてどこからどこまでが今回のコレクションなのかな?とフロア一面を見渡し思い、フロア全体と気がついた頃には、その多さに更に驚きが隠せませんでした。
アパレル業界に勤め始めて、Dear Joze.がオープンするまでも代表と何度かブランドの展示会には足を運ばせて頂いており、そして今回、私自身初めてYohji Yamamotoの展示会に行きました。
通常、東京コレクションに参加しているブランドでも30型ほど。
そこから3~5カラーの展開も加わり、1フロアに着数にするとおおよそで90品です。
Yohji Yamamoto 2016-17AW は、146型。
そこからカラー展開も加わるものもあれば、パターンの構成により、1カラー1サイズのみの展開も存在します。
トータルして、1フロアに209品でした。
相談をしながら着用したり、同時に写真を撮り記録の作業をして見回り100品弱のところで15分ほど休憩をし、また繰り返し過ごして全てを見回り切ると、半日滞在してやっと終えました。
今回の展示会で入荷する商品も少しご紹介。
Yohji Yamamoto 2016-17AWコレクションテーマは、「 思春期の叫び」
ティーンエイジャーが初めて社会に物申すタイミングをクローズアップしています。
ファーストルックを飾りショーの幕開けの顔となった姿は、ダウンジャケットの上にTシャツを着たマキシマム・スーパー・レイヤード。少年が部屋にあった服を手当たり次第に着込んだようなコミカルさを表現しております。
山本耀司氏本人がパリで見かけた少年がしていたスタイルで、そこからインスピレーションが湧いたそう。
その少年は「お洒落」でそのレイヤードをしていた様子は無く、自然としていたそう。
一方では、自分は前に進みたいのに進めない一種のもがきとも取れるバンテージシリーズは、不安と恐れ、苛立ちを表現し、思春期の目覚めの合図を表現しております。
流れるように書かれた無垢な一筆書きのスケッチは、女優 宮沢りえ さんによるもの。
宮沢りえさんによるスケッチシリーズは、渋谷PARCOで行われた劇場での衣装程供をYohji Yamamotoがしたのがきっかけ。
劇場公演後、宮沢りえさんからお礼の手紙に書かれた絵を山本が気に入り、山本耀司氏から何枚か絵を書いて欲しいと依頼。
そのようなご縁から、宮沢りえさんのスケッチシリーズが展開されました。
身幅はゆったりとしクルーネックで首元はすっきりとした印象。
サイドには、スリット。
ボタンフライになっており、開閉が可能。
ワイドパンツに合わせる時にはボタンを開ける。
スキニーパンツやスッキリとしたパンツと合わせる時にはボタンを閉じる。
などの応用の利く一着。
今回の宮沢りえさんの一筆描きの中で、きっかけとなったお手紙に書かれた絵のストールコート。
先ほど紹介したニットでも登場しています。
続いて、ウールギャバ スパンコールシャツ。
遠くから見ると筆で描かれたような身頃の顔は、スパンコールで縫い付けられたシャツ。
スパンコールの顔に合わせてカッティングされ綺麗な曲線になっております。
真冬のワードローブになりそうなビッグシルエットのレプリカ モッズコート。
ウエスト、裾に紐が付いておりお好みのサイジング調整が可能です。
ざっくりと羽織るだけでもどんなアイテムとも相性のいい一着。
Yohji Yamamoto × NEW ERA 2016-17AW
黒のコーチジャケット。
片袖にYohji Yamamotoのロゴが刺繍で入っております。
ご紹介は、本日はここまで。
店頭に並ぶまで、お楽しみにお待ちくださいませ。
2016-17AWアイテムを全てを見終えて、ショップフロアも拝見。
地下のフロアにある壁面には2016SSで、メインで使用されたアーティスト「朝倉優佳」によるペイントがあり、とても迫力がありました。
店頭にも並んでいるペイントシリーズの中でもYohji Yamamoto 画家ペイントシリーズのredを彷彿させる壁画。
Yohji Yamamoto 画家ペイントサルエルパンツ red ¥82.000+tax
春も訪れ、駅から店頭までの道のりの桜も散り葉桜の候となり
春爛漫のこの頃、店頭にて心よりお待ちいたしております。
お気をつけてお越しくださいませ。
Dear Joze.
名古屋市中区千代田3-27-14
TEL:+81.52.684.7269
OPEN : 13:00 – 20:00
CLOSE : Wednesday & Thursday