Yohji Yamamoto HOMME とは
2018/06/30

 

 

 

 

 

 

 

少し前に、株式会社ヨウジヤマモト役員としてYohji Yamamotoデザイナー山本耀司氏の片腕とも言われる方がSNSにこういったことを書いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yohji Yamamotoを着用している全ての人が頷く内容ではないでしょうか。

 

 

 

中でも「無敵服」という感覚。

 

 

 

氏がどのような意味でこの言葉を選択したのかは定かでないのにも関わらず、

 

私は深く納得してしまいました。

 

 

 

学生時代、まだYohji Yamamotoというブランドに出会う前、

 

 

私は所謂「ハイブランド」のお店に入るのが怖かった。

 

 

HERMES、LOUIS VUITTON、TIFFANYといった誰もが存在を知っているハイブランド。

 

 

 

お店としては不必要なほど大きな扉の前に警備員が険しい表情で立っていて、

 

販売員はスーツをビシッと決めて、

 

周りは一見して「紳士淑女」と分かる人ばかり。

 

 

 

背伸びして、恋人へのプレゼントを選びに向かった時にはずっと緊張していた記憶が鮮明にあります。

 

 

 

 

 

それからYohji Yamamotoと出会い、その服のデザインや、定められた価格に触れた。

 

 

カットソーで2~3万、パンツは5~8万、ジャケットは9万~とそれまでに購入していた衣服との値段の違いに驚いた。

 

 

 

上に書いたような警備員はいないけれど、店内の作り込まれた雰囲気や、全身Yohji Yamamotoを着た販売員には同様に緊張した。

 

 

 

ただ、それでもこの衣服を日常で私服として着たいという気持ちが勝って、

 

 

 

学生だった私は、アルバイトを頑張って、店内の緊張感に汗ばみながらも1シーズンに2-3着購入してを繰り返しました。

 

 

 

最初に購入したのはセットアップになるジャケットとパンツ。

 

 

 

大学のキャンパスではかなり浮いていて、何人かの友人に何処のブランドなのか、と聞かれて最初は照れ臭く感じていました。

 

 

 

「変わった格好をしている」と周りに思われていると感覚で分かる。

 

 

 

当時の大学生の流行とは全くもって異なるスタイル。

 

 

 

2018年の今は、「Yohji Yamamotoが流行っている」とメディアが書きます。

 

 

 

しかし、私がセットアップを購入した2007-8年はお世辞にもそうとは言えない時代。

 

 

 

その翌年の2009年には民事再生法の適用を申請するほどでした。

 

 

 

自分が惚れて、頑張って購入した服だから自信を持って着ていたけれど、あまりに周りとは違う。

 

 

 

最初は周りの視線や、自分に似合っているのかどうか、なんて気にしていました。

 

 

 

そこからYohji Yamamotoを着続けて1年、2年と経過すると、自分はこの服が好きだと自信を持って言えるようになってくる。

 

 

 

Yohji Yamamoto店内や、販売員への緊張も少しずつ和らいでくる。

 

 

 

 

数年ぶりに、あの時怖くて、緊張したお店にYohji Yamamotoを着て入った時、

 

 

緊張はしたけれど、あの時ほどではなかった。

 

 

Yohji Yamamotoを着ることで付いた自信の表れだと今になって思います。

 

 

 

それは、Yohji Yamamotoを購入するために頑張った経験からなのか、

デザイナー山本耀司 氏への信頼からなのか、

世間の山本耀司 氏への評価からなのか。

 

 

 

今、私は「黒の無地の服」がYohji Yamamotoのものなのかどうかほとんどの確率で当てる自信があります。

 

 

「黒の無地の服」でもYohji Yamamotoと分かるブランドの凄味

 

 

もしかしたらその「ブランドの強さ」が当時、着ていた自分の自信に繋がったのかも知れません。

 

 

 

 

今はもう、自分の周りや、販売員の目を気にすることもなくなった。

 

街を歩く時だって、自分の格好は変じゃないか、なんて一切考えない。

 

 

 

昔は、朝起きて時間がなくて、ファッションを考えることが出来ず家を出た時は憂鬱だった。

 

 

駅やビルの大きな鏡に映る自分を見るのが嫌に感じることもあった。

 

 

 

今は数秒で一日の格好が決まる。

 

 

Yohji YamamotoやKa na ta、その他にも自分が信じたブランドばかりのクローゼットから適当に選べば完成する。

 

 

 

 

 

自分の纏う衣服に関するコンプレックスがゼロになる。

 

容姿を気にして緊張することも無くなる。

 

 

それが、私の感じた「無敵服」

 

 

Dear Joze.にはそういう衣服しか並ばない。

 

 

だから、安心して、選んで頂けます。

 

 

 

 

 

もしかしたら当時の私のようなお客様には、

 

Dear Joze.の店内や販売員も緊張を与えてしまっているのかもしれない。

 

 

私たちは、大手アパレル店舗のような、接客をしません。

 

 

入店された時の挨拶と、日常のお話がほとんどで、

 

衣服に関しては質問された内容にお答えする程度です。

 

 

初めて来店されたお客様にとっては、冷たく映ることもあるかも知れません。

 

 

店構えも全くもって異なります。

 

 

店名が記された看板はなく、大きな真っ白の看板のみ。

 

 

2ブランドのみの取り扱いゆえに、店内の広さに対して、並ぶ衣服は少ない。

 

 

もし、緊張させてしまって、何も話さず、数分でお店を出てしまったとしても、また何度もいらしてください。

 

 

その「緊張」を、時間をかけて「自信」に変えるきっかけになれるお店でありたいと考えています。

 

 

 

 

私は、10年以上経った今でも最初のセットアップを大切に持っています。

 

 

 

 

 

 

 

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