Yohji Yamamoto 山本耀司氏が自身の会社をつくった理由
2018/10/6

 

 

 

 

 

先日、Yohji Yamamotoデザイナー山本耀司氏が表紙を飾る一冊が発売されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『GQ JAPAN』

 

 

 

上のリンクからインタビュー内容をご覧頂けます。

 

 

 

 

 

ファッションデザイナーと呼ばれる人で表紙を飾ることが可能な人って日本にどれだけいるんでしょうか。

 

 

 

そもそも、デザイナーの顔まで知っているブランドってどれだけありますか?

 

 

 

 

もしかしたら、「ファッションデザイナーの顔は一人も知らない」人の方が日本には多いのかもしれません。

 

 

 

 

 


 

 

 

そう考えると、Yohji Yamamoto/山本耀司氏は異質。

 

 

氏は「インタビューの多い」デザイナーでもあります。

 

 

インナーネット記事も多く御座いますのでお手隙の際に「山本耀司 インタビュー」で検索してみてくださいませ。

 

 

 

以前、こちらのブログにも書いていますが「名言」と言われる発言の多いデザイナーだからこそかと思います。

 

 

 

著書も含め、私は学生時代に読み漁りました。

 

 

 

現在の私の考え方の基盤に存在する数人のうちの一人は間違いなく「山本耀司」

 

 

 

今回のGQ JAPANでのインタビューで「山本耀司氏が自身の会社をつくった理由」をこう話しています。

 

 

 

 

「母親の店を手伝っていて、注文にくる女の人たちの、花柄で身体のラインを強調するチャラチャラした服が大きらいで、いやでいやでしょうがなかった。それで、女の人にちょっとメンズライクな既製服を着せたいとおもって、じぶんの会社をつくったんです」

 

 

 

 

 

氏の「女性への価値観」は私にとって非常に尊い。

 

 

 

私は氏が「女性」について語った過去の名言に記憶に残るものが幾つもあって、それを思い返しました。

 

 

氏の発言は「女性」に対して棘のある表現が多くありますが、それも異性である「女性」を非常に大切に考えているからこそのもの。

 

 

幾つか紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

「女性は、かかとのない靴で自然に歩いた方がきれいに見えると思っています」

 

 

「あのリクルートファッションって何だ?有能そうに見せて、ただオヤジを引っ掛けるだけの服じゃないか」

 

 

 

「露骨に肌をはだけて、はいどうぞ、と出されてしまったら、身も蓋もあったものではない」

 

 

 

「残念ながら、女を売り物にしているような人には、まったくセクシュアリティを感じない」

 

 

 

 

 

 

 

 

全て、山本耀司氏が著書やインタビューで語った言葉です。

 

 

※前後の文脈もありますので、これら一文が全てではありません。

 

 

現在、75歳の氏が語る「女性像」は現代の「女性像」とは異なります。

 

 

それは間違いありません。

 

 

ただ、私は氏の語る「女性」が「日本らしい女性」であってほしいと考えています。

 

 

 

Dear Joze.に並ぶもう一方のブランド「Ka na ta」デザイナー加藤氏も「女性」を大切に、尊い存在としています。

 

 

 

「女性」に対する捉え方も、山本耀司氏と加藤哲朗氏の共通点の一つのように感じています。

 

 

 

 

最後に、Yohji Yamamotoが男の服を作り始めた理由と、意識についての発言を紹介します。

 

 

 

 

「男の服を作り始めたのは1979年のことでした。当時、僕の服などを着た女性は自立した女とも言われていたようで男性が気軽に声をかけられてない雰囲気もあったらしい。そこで、僕の服を着ている女性が一緒に歩ける服を作ろうと思いました」

 

 

 

「男の服は、女性の服とは違い、着る男たちと自分は仲間という感じで作ってきました。だから楽しい。

“悪いことを一緒にしようよ”

“世の中のモラルからちょっと外れてみようよ”

といった気分です」

 

 

 

 

Yohji Yamamoto の男服は、Yohji Yamamotoを着る女性と並んで歩くために作られた、というきっかけ。

 

 

初めて知った方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

山本耀司氏の著書やインタビューにはYohji Yamamotoを着る男性女性にとって、興味深い内容が詰まっています。

 

 

実際にご自身が着用している衣服は、どのようなデザイナーがどのような気持ちで作られているのか。

 

 

是非、「服」単体で終わらず、「服」よりもう一歩進んだ先まで触れて、感じてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 

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