10月の名古屋は雨の日が多くありました。

 

 

お店でお話しする人と何度も「梅雨より雨の日が多いですね」なんて話をするほどに。

 

 

今年の梅雨は雨の日が本当に少なかったので、より一層、今年の10月は雨がよく降ったように感じたのかもしれません。

 

 

そんな雨の10月に２つ、文章で書きたいことがありましたので綴らせて頂きます。

 

 

 

1つ目はKa na taデザイナー加藤さんが久しぶりにKa na taの服についての説明をしたこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ka na ta加藤さんは服について、語ることの少ない人です。

 

 

2017年はBAR Ka na ta OPEN前の打ち合わせや、その後もちらほらと名古屋にみえる機会がありましたので、６、７回 ほどお酒を飲みに行きました。

 

 

毎回、朝までお酒を飲み続けます。

 

 

その中で、Ka na taの服についてのお話しは5分とか10分。

 

 

それほど服について語ることをしない人。

 

 

 

3年ほど前はブログをよく更新されていました。

 

 

今思うと、その時も服についての記述は少なかった。

 

 

 

加藤さんがKa na taを始める前、パリでお世話になったおばあさんのお話しや、

 

過去の思い出のような記事が更新される、服のデザイナーブログとはかけ離れたものでした。

 

 

 

 

 

過去のブログはもう見れなくなってしまいましたが、noteで今年の夏からのブログが読めます。

 

 

 

https://note.mu/kanatadesign

 

 

 

こちらには現在、14の記事がアップされていますが服の詳細についての記述は1つもありません。

 

 

 

私は、最初にKa na taを知ってからデザイナーである加藤さんに会うまで、ずっとブログを読んで、Ka na taについて思いを巡らせていました。

 

 

そのブログと、たまに掲載されてる写真のみが、私にとってのKa na taでした。

 

 

 

そんな時期を長く過ごしたからなのか、加藤さんの文章に対して、1ファンのような感覚を抱いています。

 

 

1ファンとして、Ka na taの1着1着への思いを加藤さんが起こした文章は非常に魅力的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ka na taのアイテムページに他にも幾つか加藤さんの文章が在ります。

是非、ご覧になってください。

 

https://forthedoby.com

 

 

 

 

私たちもオンラインショップやブログで服の紹介をしていますが、

 

これは私たちには絶対に書けない文章。

 

服を作った本人でしか書けないし、

 

もし似たものを真似て作る人がいたとしても書けないでしょう。

 

 

本物のみの言葉。

 

 

私はKa na taの、加藤さんのこうゆうところに惚れて、Dear Joze.を始めたんだったな、と思い起こす言葉たちでした。

 

 

 

 

 

10月の2つの出来事のもう1つは10/29の雨の日。

 

 

 

Yohji Yamamoto本社の方々が4名揃ってDear Joze.に来店されたこと。

 

 

その時には伝えなかったけれど、見たことのある方が2名みえました。

 

 

Yohji Yamamoto直営店のどこかで接客をして頂いたのか、何かの画像で一方的に見ていただけなのか分かりませんが、「知っている人」

 

 

丁寧に丁寧に名刺交換をしてくださりました。

 

 

そこまで丁寧に接して頂くなくても、思うほどに。

 

 

ただ、その反面どこか嬉しくもありました。

 

 

自分の好きなブランドの方が素敵な人だったというのと、

その方とお仕事として接することが出来たということから。

 

 

どんな企業でも先輩がいて、その先輩が少しでも、自分を認めてくれたと感じる瞬間は感慨深いものだと思います。

 

 

私は1人でお店を始めた身ですので、あまりそういった機会には恵まれませんでした。

 

 

学生時代に何ヶ月かのお給料を握りしめて買い物に行っていたブランドのお偉いさん。

 

 

そのような方との名刺交換や、その後のお話し。

 

 

嬉しいこと極まりない。

 

 

 

携帯電話で撮影したパリコレクションでのオフショットのような山本耀司氏の写真を見せて頂いたり、

過去に出版された本のお話しで盛り上がったりしていました。

 

 

 

 

Yohji社の方がオススメしていたのはこちら。

 

 

All About Yohji Yamamoto

 

Yohji Yamamoto社公式通販で御購入いただけます。

http://syte.yohjiyamamoto.co.jp/item/detail/1_3_UA-Z12-012/1

 

 

インタビューが多く掲載されている、読みやすい1冊です。

 

 

 

 

 

私の個人的なオススメはこちら。

 

MY DEAR BOMB

 

岩波書店の直営オンラインショップで完売となっていますので何処かで見つけて頂けたらと思います。

 

 

決して読みやすくはないと思いますが、Yohji Yamamotoを、山本耀司氏という人間に興味を持った方全てが引き込まれる1冊です。

 

 

 

2016/4/29のブログ「2人の共通点」でも書いていますが、

Ka na ta 加藤さん、Yohji Yamamoto山本氏は共通して言葉に深みがあります。

自然と話していることが名言になってしまうような。

 

 

2人の共通点/GWの営業について

 

 

 

 

 

Yohji社の方々は30-40分ほどお話しをした後、4名全ての方が真っ黒の傘をさしてお帰りになりました。

 

 

その後ろ姿が、最高にかっこよかった。

 

 

 

 

私が今回Yohji Yamamoto社の方々に感じたことを、

 

私たちDear Joze.も、20年後,30年後に、お客様に同じように感じて頂けるよう努めていきます。

 

 

皆様、今後のDear Joze.も変わらず見守り続けてください。