山本耀司のウールギャバジン(Yohji Yamamoto)
2016/07/25

 

 

 

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Yohji Yamamotoを語る上で欠かせないウールギャバジン。

 

特に好んで使用されているシワギャバで統一したスタイルを撮影しました。

 

 

 

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ハット/シャツ/パンツ全てシワギャバを使用しています。

 

 

 

 

 

そもそも「ウールギャバジン」とは、丈夫に、高密度に織られたウール生地を指します。

 

 

 

 

大変タフな印象を受ける男臭い生地。

 

その反面、「自立した女性」のための生地とも言えます。

 

 

Yohji Yamamotoに不可欠なドレープ性も高い。

 

 

服として根本に必要な手触りや着心地も備わっています。

 

 

そして、上品な光沢を持っており、長年愛用することによってその光沢は増していきます。

 

長年というのは、1シーズン,2シーズンではなく10年,20年。

 

長く長く、着続けて頂けます。

 

 

 

 

80年代の東京にはYohji Yamamotoのウールギャバによる「黒」が町中に溢れたと聞きます。

 

 

街を歩く人々のあまりの黒さに「カラス族」という言葉まで流行しました。

 

 

ウールギャバジンを着用する男性を「ギャバ男」と呼んだ時期もあるそうです。

 

 

一種の社会現象と言えます。

 

 

これだけ溢れかえっていたということは当時の値段が安かったのかというとそうではありません。

 

 

現在と同様で、日本のブランドの中でトップクラス。

 

 

それでも、多くの人が求めて、生活していた。

 

 

DCブランドブームと言われる時代です。

 

 

 

山本耀司の「ワイズ」

川久保玲の「コムデギャルソン」

三宅一生の「イッセイミヤケ」

 

 

セール時期にはファッションビルの前に早朝から長蛇の列ができるほど。

 

 

その時代に私は生まれてすらおりませんでしたが、今、毎日のように愛用しています。

 

 

Dear Joze.というお店を構えて、1番にオススメしたい生地と言っても過言ではありません。

 

 

長らくYohji Yamamotoを着用している方にとっては、既に何枚も持っている生地かと思いますが、お付き合いくださいませ。

 

 

 

 

 

本日紹介するシワギャバは、ウールギャバジンの中でも糸の仕上工程から拘り、織り上げられる生地に軽くシワやシボをつけることでウール本来の風合いを出した生地です。

 

 

 

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Yohji Yamamoto-シワギャバフェドラハット

 

Yohji Yamamoto-シワギャバチャイナシャツ

 

Yohji Yamamoto-シワギャババルーンパンツ

 

 

 

 

 

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チャイナシャツ×バルーンパンツの組み合わせ。

 

色はもちろんですが、それ以上に生地の雰囲気でセットアップということが伝わる。

 

西日が作る陰影がYohji Yamamotoのドレープを引き出してくれているような気すらしてきます。

 

チャイナシャツというアイテム自体が少し難易度の高い物に感じますが、シワギャバで統一するだけでまとまります。

 

 

 

 

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パンツは定番のバルーンパンツを合わせました。

 

裾のドローコードを締め上げることで丸みのあるバルーンシルエットに。

 

締め上げられた裾に無数のタックが出来て、流れるようなドレープに変わります。

 

 

 

 

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帽子はフェドラハット。

 

過去のコレクションでも何度も登場している形。

 

改良に改良を重ね、現在のカタチが生まれています。

 

 

スタンダードな形でどんなスタイルとも溶け込みシンプルかつ上品である為、デイリーに心地よく使用可能。

 

 

 

 

 

 

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もちろん、ハットもシワギャバ素材。

 

 

 

 

Yohji Yamamotoは品番で生地がわかります。

 

 

 

例えばチャイナシャツは「B14-100」

 

この「-100」がシワギャバを示します。

 

 

「-100」のピース同士でしたら全てセットアップで着用可能。

 

オンラインショップ商品ページ下部に品番を記載しております。

 

 

 

 

山本耀司氏が拘る「シワギャバ」を是非お楽しみくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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